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書籍詳細



ブックレット・ボーダーズ 5
マラッカ海峡 ― シンガポール、マレーシア、インドネシアの国境を行く
田村慶子編著

判型: B5 並製
頁数: 72
ISBN: 978-4-8329-6842-4
Cコード: C0025
発行日:2018-08-25
定価: 990円 (本体価格900円+税)

在庫あり
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●本書の特徴

マラッカ海峡を挟むマレーシアのジョホール、シンガポール、インドネシアのリアウ諸島。中世は同じマレー王国だった3つの地域の分断と変貌。刻印される日本とベトナム戦争の影、マラッカ海峡安全航行のために今の日本が果たしている役割。本書を片手にマラッカ海峡を旅してみよう。
●版元から

発行元:特定非営利活動法人国境地域研究センター
発売元:北海道大学出版会

●目次

はしがき………岩下明裕

はじめに………田村慶子

I 地名から見る世界都市シンガポール………田村慶子

II マラッカ海峡―安全と平和を求めて………佐々木生治

III コーズウェイ―愛憎と共存のシンガポールとマレーシア………田村慶子

IV 「昭南島」―戦争の記憶を見る………田村慶子

V ガラン島・レンパン島―島に残る大戦の痕跡………本田智津絵

おわりに………岩下明裕


【コラム】
移民が作ったローカルフード………田村慶子
海峡を愛した日本人………佐々木生治
逆風に翻弄される輸出基地バタム島………本田智津絵
国立博物館特別展『戦争体験 ―一九四二年を記憶する』………齋藤梨津子
不法出入国者………佐々木生治
米朝会談の舞台セントーサ島は「死者の島」だった………田村慶子


●著者紹介

田村 慶子(タムラ ケイコ)
北九州市立大学法学部政策科学科 教授
専門は東南アジア地域研究、国際関係論

佐々木 生治
公益財団法人マラッカ海峡協議会技術アドバイザー

本田 智津絵(ホンダ チヅエ)
シンガポール国立大学修士課程(東南アジア地域研究)修了
シンガポール在住

齋藤 梨津子
シンガポール国立大学大学院博士課程
専門は文化政策、カルチュラル・スタディーズ

岩下 明裕(イワシタ アキヒロ)
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 教授
九州大学アジア太平洋未来研究センター 教授
専門はボーダースタディーズ(境界研究・国境学)



北海道大学出版会
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