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書籍詳細




信の哲学(上) ― 使徒パウロはどこまで共約可能か
千葉 惠著

判型: A5 上製
頁数: 860
ISBN: 978-4-8329-6836-3
Cコード: C3010
発行日:2017-02
定価: 15,120円 (本体価格14,000円+税)

未刊・予約受付中
●本書の特徴

使徒パウロの「ローマ書」に、アリストテレスの言語哲学に基づく意味論的な分析を適用することによって、パウロの神学主張の中心箇所(3章22節)のヒエロニムスのVulgate訳以来の誤訳を指摘する。従来、信じる者の心的状態のあいだに(例えばヒトラーとルターに)「区別」「差異」はないと訳され、これまで多くの論争がこの誤訳に起因して起きてきた。この訳について、言語哲学に基づく誰にでも納得できる仕方で、決定的な訳を提示し、書簡の無矛盾性を証明する。これにより、信仰義認論や予定論等多くの神学、哲学論争に終止符を打ち、和解への基礎を築くことができる。
●目次


〈上巻〉
序文──信の哲学

第一部 信の哲学を可能にするもの─ロゴスとエルゴンの共鳴和合
 序   信の確かさとロゴスの確かさ
 第一章 信の哲学の基礎理論──パウロ神学の哲学的分析を可能にする共約的方法
 第二章 アリストテレス哲学と様相アプローチ──不可視なロゴス「魂」の探求
 第一部結論──ロゴスとエルゴンの相補性

第二部 パウロにおける信の根源性と信と業ならびに心身(霊肉)の統一理論
 序   意味論的分析に基づく新訳がもたらす神の前とひとの前の分節と総合
 第三章 パウロにおける信の根源性の論証
 第四章 パウロの心身論──心魂の内奥に何が生起するのか
 第二部結論── 一つの統一理論の構想

●著者紹介

千葉 惠(チバ ケイ)
北海道大学文学部教授



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