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書籍詳細




地球惑星科学入門 第2版
在田一則・竹下 徹・見延庄士郎・渡部重十編著

判型: A5 並製
頁数: 478
ISBN: 978-4-8329-8219-2
Cコード: C3044
発行日:2015-03-10
定価: 3,300円 (本体価格3,000円+税)

在庫あり
カートに入れる:
●本書の特徴

北海道大学の教員49名が総力を挙げてまとめた,宇宙・太陽系・地球の最新の知識を得るとともに,火山・地震・土砂災害などの自然災害や環境問題、エネルギー問題などと地学との関わりを学ぶための「基礎地球惑星科学」の教科書。2010年に初版を刊行し,好評で増刷を重ねている教養教科書の第2版。「銀河と恒星」についての新たな章を設けると共に,2011年3月11日に起こった東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)について言及した。また一部の内容や数値を最新の知見に基づいて修正した。
本書は全34章からなる。第吃堯峺蚤涼狼紊旅渋い畔册亜廖ぢ茘局堯崔狼紊領鮖砲抜超の変遷」,第敬堯崑腟ぁΤね痢ξ水」,第孤堯岷宙と惑星」と地球惑星科学の広い分野を網羅しており,北海道大学の関連分野の教員49名が執筆にあたっている。地球惑星科学を初めて学習する大学初年時における全学教育あるいは一般教育の教科書としてだけではなく,地球惑星科学分野や地球環境科学分野の学部学生の入門書,あるいは文系学生の教養書としても最適である。
 第吃瑤倭8章からなる。地球深部から表層部までの構造とその構成物質およびプレート運動にともなう火山活動・地震活動や造山運動などの地殻変動について学ぶ。第局瑤倭9章からなる。地球初期における原始大気・海洋の誕生から私たちが生きている現在を含む地質時代である第四紀までの時間の流れをたどり,地球表層部の形成と変遷および生物進化,さらに自然災害や地球資源について学ぶ。第敬瑤12章からなる。私たちがそのなかに生きる大気,地球表面積の7割を占める海洋,そして陸域の水や氷河を扱っている。自転する惑星上の大規模流体である大気と海洋の独特の振る舞いや両者の相互作用、人為的な地球環境変動についても学ぶ。第孤瑤5章からなる。最新の観測成果により飛躍的に理解が深まった宇宙とその進化、私たちの地球周辺の宇宙空間から太陽系および太陽系惑星の構成とそれらの成り立ちを学ぶ。
●版元から

基礎地球惑星科学の教科書の第2版
●目次

口 絵
第2版刊行にあたって
はじめに


 第吃堯仝蚤涼狼紊旅渋い畔册

第1章 地球の形と重力,地磁気,地殻熱流量
     1.地球の形 / 2.地球の重力 / 3.地磁気 / 4.地殻熱流量

第2章 地球の内部構造と構成物質
     1.物理状態と物質 / 2.どうやって調べるか / 3.地球内部の構造と構成物質の概
     観 / 4.地球内部での物質の動的な挙動とその進化

第3章 地球を作る鉱物と岩石
     1.鉱物とは何か / 2.珪酸塩鉱物の分類 / 3.鉱物の多形 / 4.固溶体 / 5.リソ
     スフェアを作る岩石 / Box3.1 生物が作る鉱物

第4章 大陸移動とプレートテクトニクス
     1.大陸移動説の誕生と終焉 / 2.海洋学および古地磁気学と海洋底拡大説―大陸移動
     説の復活 / 3.プレートテクトニクス―プレート境界の3つの型 / 4.日本周辺のプ
     レートの分布 / Box4.1 プルムテクトニクスとホットスポット / Box4.2 日本海の成立

第5章 海洋地殻と大陸地殻
     1.海洋地殻と大陸地殻 / 2.海洋地殻の地震学的構造と地質学的構造 / 3.オフィ
     オライトモデルと海洋地殻の形成 / 4.大陸地殻の形成―玄武岩質地殻の再溶融と島
     弧・大陸の衝突・合体 / 5.反射法・屈折法による地殻構造探査

第6章 地震はどこで,なぜ起こるか?
     1.地震とは「断層が急に動く」こと / 2.地震から出る波 / 3.地震発生の原因,大
     きさと場所 / 4.断層運動,そして地球のエネルギーとしての地震 / Box6.1 地震学の
     始まり―ミルンとユーイング,そして大森 / Box6.2 緊急地震速報

第7章 日本列島付近で生じる地震と地震津波災害・地震予知
     1.海溝型地震と地震予知 / 2.活断層および内陸型地震と地殻変動の観測 / 3.地
     震津波災害 / Box7.1 2011年3月11日東北地方太平洋沖地震 / Box7.2 異常震域と
     宇津モデル

第8章 火山活動はどこで,なぜ起こるか?
     1.マグマとは / 2.火山活動が起こる場 / 3.日本列島の火山活動とその特徴 / 4.
     マグマの発生と上昇 / 5.マグマの組成変化と火山深部の構造 / Box8.1 地球深部の
     化石 マントル捕獲岩

第9章 火山噴火と火山災害・噴火予知
     1.火山噴火の機構と様式 / 2.火山とその構造 / 3.火山災害 / 4.火山噴火予知
     と減災


 第局堯|狼紊領鮖砲抜超の変遷

第10章 河川の働きと地形形成
     1.河川の下刻作用と地形形成 / 2.河川地形 / 3.河川による侵食・運搬・堆積 / 
     4.河川洪水 / 5.風化と土壌の形成 / 6.海洋への土砂流出

第11章 堆積作用と堆積岩および変成岩
     1.堆積岩の形成―堆積作用と続成作用 / 2.堆積岩の種類 / 3.いろいろな堆積環
     境とその岩石 / 4.地層と層序学―地史の編年 / 5.変成作用 / Box11.1 付加体

第12章 ランドスライド
     1.ランドスライドと人間社会 / 2.ランドスライドとは / 3.ランドスライドの分
     類 / 4.ランドスライドの原因 / 5.ランドスライドの例 / Box12.1 間隙水圧 

第13章 地球エネルギー資源
     1.堆積岩中の有機物の熟成作用 / 2.石油 / 3.天然ガス / 4.新しい石油資源―
     非在来型石油資源 / 5.石炭 / 6.核エネルギー / 7.地熱エネルギー / 8.エネル
     ギー資源の将来

第14章 金属鉱物資源と社会
     1.鉱物資源 / 2.金属鉱床はどこでどのようにしてできるか / 3.限りある資源 / 
     4.鉱山と環境破壊

第15章 地球の誕生と大気・海洋の起源
     1.冥王代の地球 / 2.地球の形成過程 / 3.大気・海洋の起源 / 4.生命の起源 / 
     Box15.1 大気酸素の形成

第16章 地球環境の変遷と生物進化
     1.現在は過去を解く鍵である / 2.化石の研究法 / 3.地球環境の激変と生物の大
     量絶滅 / 4.古生代 / 5.中生代 / 6.新生代 / 7.大陸移動と造山運動 / Box16.1
     統合国際深海掘削計画(IODP) / Box16.2 化石鉱脈

第17章 人類進化と第四紀の環境
     1.第四紀の区分 / 2.人類の出現と進化 / 3.気候変化と環境 / 4.環境の変化と
     人類のインパクト / Box17.1 安定同位体と地球科学 / Box17.2 放射年代測定法


 第敬堯‖腟ぁΤね痢ξ水

第18章 大気の構造と地球の熱収支
     1.大気とは / 2.地球大気の鉛直構造 / 3.大気の組成 / 4.太陽放射と地球放射 / 
     5.大気と地球表面の熱収支 / 6.温室効果 / Box18.1 全球凍結状態と暴走温室状態

第19章 地球大気の循環
     1.大気・海洋が担う南北熱輸送の役割 / 2.低緯度と中高緯度で実体を異にする大気
     の子午面循環 / 3.対流圏と成層圏にみられるジェット気流 / 4.高層天気図の定常
     と異常 / 5.地上天気図にみられる温帯低気圧の役割 / Box19.1 世界の気候の特色

第20章 大気の運動の基礎
     1.気圧(静水圧平衡) / 2.地球の自転とコリオリ力 / 3.地衡風バランス / 4.
     数値予報

第21章 大気の熱力学と雲・降水形成過程
     1.雲の定義と種類 / 2.空気中に含まれる水蒸気量 / 3.気温の高度変化 / 4.気
     層の安定性と断熱変化 / 5.雲粒の成長過程 / 6.雨粒の形成 / 7.雪結晶と雪粒子 / 
     Box21.1 雲内の気温 / Box21.2 雪のレプリカ作り(雪結晶の永久保存法)

第22章 天気を支配する諸現象
     1.高気圧と気団 / 2.温帯低気圧 / 3.前線 / 4.台風 / 5.寒気吹き出し / 
     6.気象観測手法

第23章 海洋の組成と構造
     1.海洋の区分 / 2.海水の構成要素 / 3.水温・塩分と密度 / 4.海洋コンベヤー・
     ベルト / Box23.1 「燃える氷」メタンハイドレート―未来のエネルギー資源?

第24章 海洋の循環
     1.海流の分布と地衡流 / 2.海洋風成循環の力学 / エクマン吹送流 / 3.深層の循
     環(熱塩循環)

第25章 海洋の観測と潮汐
     1.海洋の観測 / 2.海洋の潮汐

第26章 地球と陸域の水循環
     1.地球の水循環と河川流出の役割 / 2.降水の地形効果と流域の水循環 / 3.降雨
     に対する河川流出 / 4.地下水の動き / Box26.1 世界の水資源

第27章 氷河と氷河時代
     1.氷河とは / 2.氷河の質量収支 / 3.氷河の流動 / 4.氷河の変動 / 5.氷河時
     代の発見 / 6.氷期・間氷期における氷河変動 / 7.氷期・間氷期サイクルの原因

第28章 大気海洋相互作用とエル・ニーニョ,モンスーン
     1.熱帯太平洋における大気と海洋―ウォーカー循環と熱帯海面水温 / 2.エル・ニー
     ニョ / 3.エル・ニーニョと全地球規模の気候環境の変動との関わり / 4.モンスー
     ン / Box28.1 大気海洋変動の時間スケールでの概観―とくに10年スケール変動

第29章 地球環境変動と水圏・気圏の変化
     1.地球温暖化のメカニズムと将来予測 / 2.炭素循環 / 3.地球温暖化の影響 / 
     4.Geo-engineering / 5.成層圏オゾン破壊 / 6.対流圏汚染 / Box29.1 地球温暖
     化懐疑論に対する考え方


 第孤堯 ̄宙と惑星

第30章 宇宙とその進化
     1.はじめに / 2.宇宙論の理論的展開 / 3.宇宙論の観測的展開とビッグバン宇宙
     モデル / 4.宇宙の動力学と宇宙を構成する物質 / 5.現在の宇宙論 / 6.まとめと
     今後の課題 / Box30.1 宇宙の距離梯子とIa型超新星

第31章 銀河・恒星
     1.銀河とは / 2.我々の銀河(銀河系) / 3.星(恒星)の性質 / 4.銀河の形成 / 
     5.銀河の進化 / 6.銀河・星研究の課題

第32章 太陽系の成り立ちと運動
     1.惑星の視運動 / 2.ケプラーの法則 / 3.太陽系の家族 / 4.太陽系の起源 / 
     Box32.1 ケプラーの法則 / Box32.2 日本の惑星探査「はやぶさ」と「はやぶさ2」

第33章 惑星と衛星
     1.惑星の大気と表層環境 / 2.惑星の内部構造とテクトニクス

第34章 太陽と宇宙空間
     1.太陽の電磁放射 / 2.太陽面現象 / 3.太陽風 / 4.磁気圏の形成 / 5.オーロラ


引用文献 / 索引 / 執筆者一覧


●著者紹介

在田 一則(アリタ カズノリ)
北海道大学総合博物館研究員
第5章,第11章・第14章・Box4.1・Box7.2・Box11.1・Box12.1・Box15.1・Box17.2執筆

竹下 徹(タケシタ トオル)
北海道大学大学院理学研究院教授
第4章・第5章・第7章・Box4.1執筆

見延 庄士郎(ミノベ ショウシロウ)
北海道大学大学院理学研究院教授
第23章・第28章・Box28.1執筆

渡部 重十(ワタナベ シゲト)
北海道大学客員教授
北海道情報大学教授,宇宙情報センター長
 第34章執筆



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