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書籍詳細




北朝鮮経済体制の変化 1945∼2012 ― 社会主義圏の盛衰と改革・開放
朴鍾碩著

判型: A5 上
頁数: 270
ISBN: 978-4-8329-6788-5
Cコード: C3033
発行日:2013-12-09
定価: 7,560円 (本体価格7,000円+税)

在庫あり
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●本書の特徴

本書は、「北朝鮮経済体制の歴史的変化を、成立から現在までの過程(1945∼2012)において、社会主義圏の変遷という世界史的な文脈を考慮しながら、体系的に把握する」ということを課題として設定する。そして、開放度・私的経済活動の程度・経済成長の程度の3つの基準から分析した。分析の結果、1)北朝鮮経済体制は、初期はごく閉鎖的であったが、社会主義圏との協力だけでは経済発展が難しいことが分かり、徐々に資本主義圏との関係を改善しようとした。特に社会主義圏の崩壊以後、かなり積極的になっている(なお、資本主義圏との政治的関係があまり改善していないため、成果は乏しい)、2)北朝鮮当局は、社会主義圏の崩壊以前は言うまでもなく社会主義圏の崩壊以後にも、経済体制の構造的変化を意味する改革には消極的である。なお、1990年代の経済難を背景に、現実経済においては私的経済活動がかなり活性化している(なお、この傾向は、改革に消極的な当局の牽制を受けている)、3)社会主義圏との協力が相対的にうまく行っていた時期は、経済がかなり速く成長したが、社会主義圏との協力がうまく行かなかった時期は成長が鈍くなり、社会主義圏が崩壊するとむしろ縮小した。1990年代中盤から、国際社会の支援を背景に緩やかな回復過程に入っていることが、明らかになった。そして、北朝鮮は今後、改革はなるべく棚上げにしつつ、外部との関係を改善し経済特区を活性化することで、経済の回復を図ると予想される。その成果は、米国など資本主義圏との政治的関係が改善できるかによって左右されると言える。
●版元から

北朝鮮経済の変化を歴史的・理論的に概観する
●目次

まえがき
目  次
本書の独創的な見解
凡  例
第1章 序  論
第2章 社会主義体制論
第3章 変化の概観
第4章 農業の変化
第5章 経済特区の実験
第6章 結  論
あとがき  
付  録  
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●著者紹介

朴鍾碩(パクゾンソク)
(박종석/Jongseok PARK)韓国慶尚南道山清生まれ(1965年)韓国慶尚南道山清生まれ(1965年)
韓国国立ソウル大学外交学科(政治学学士)
韓国慶尚南道晋州国立慶尚大学国語国文学科(文学修士)
韓国国立ソウル大学政治学科(政治学修士)
北海道大学大学院法学研究科(法学博士)
北海道大学大学院法学研究科助教(現在)
主要論文
・『北朝鮮経済体制の変化に関する研究』(2010/06,博士論文)
・『北朝鮮経済政策の変化に関する研究』(2004/08,修士論文,韓国語)
・『借用語に関する研究』(2000/02,修士論文,韓国語)
・「北朝鮮経済体制における生産組織と流通構造の変化」(2010/11)
・「社会主義体制変化論に関する一考察」(2010/09)
・「北朝鮮農業の変化に対する一考察」(2010/05)
・「北朝鮮経済特区の実験」(2010/03)
・「服制礼訟に現われる宗統に対する認識」(2004/12,韓国語)
・「‘漢字語’の問題」(2000/12,韓国語)
・「形態素の起源による単語の分類」(2000/06,韓国語)



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