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書籍詳細




近代アイヌ教育制度史研究
小川正人著

判型: A5 上製
頁数: 496
ISBN: 978-4-8329-5831-9
Cコード: C3037
発行日:1997-05-10
定価: 7,700円 (本体価格7,000円+税)

在庫あり
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●本書の特徴

アイヌ児童を対象とした小学校=アイヌ学校の設置からその特設制度廃止まで(1870年代〜1930年代)の近代日本のアイヌ教育の展開過程を解明. 詳細 ・緻密な実態分析に基づく歴史研究として,アイヌ教育史のみならず, 蓄積の乏しい近代アイヌ史にも大きな一石を投ずる気鋭の力作.
●目次

序 章 本書の課題と方法
 はじめに
 第1節 「アイヌ学校」と「近代アイヌ教育制度」
 第2節 研究史の総括
 第3節 本書の課題と方法


 第I部 アイヌ学校の設置と「北海道旧土人保護法」「旧土人児童教育規程」の成立

第1章 アイヌ居住地の変容とアイヌ学校の設置
 第1節 アイヌ居住地の変容
 第2節 「初期アイヌ学校」の設置と実態

第2章 「北海道旧土人保護法」「旧土人児童教育規程」の成立と特設アイヌ学校の設置
 第1節 アイヌ「保護」論とアイヌ教育への関心の高まり
 第2節 「北海道旧土人保護法」「旧土人児童教育規程」の制定
 第3節 特設アイヌ学校の設置


 第II部 「北海道旧土人保護法」「旧土人児童教育規程」下のアイヌ学校

第3章 アイヌ学校の実態
 第1節 コタンの状況
 第2節 アイヌ教育財政と学校経営
 第3節 「特別教育規程」と第二次「旧土人児童教育規程」
 第4節 学校教育の実態
 第5節 「別学」原則の実態

第4章  コタンの “エパカシヌ・ニシパ ” ――アイヌ学校の教員とコタンとの関わり
 第1節 アイヌ学校教員の「熱心」「尽力」
 第2節 アイヌ政策の展開と教員の位置
 第3節 教員の意識

第5章 アイヌ教育政策とアイヌ民族の要求・批判との拮抗
    ――アイヌ児童就学率「上昇」の実相
 第1節 アイヌ教育政策の「実績」
 第2節 アイヌ民族の学校教育に対する要求と批判


 第III部 「旧土人児童教育規程」の廃止と特設アイヌ学校の全廃

第6章 「旧土人児童教育規程」の廃止
 第1節 アイヌ民族の言論活動とアイヌ教育批判
 第2節 「旧土人児童教育規程」の廃止と特設アイヌ学校の「漸次廃止」

第7章 1937年「北海道旧土人保護法」改正と特設アイヌ学校の全廃
 第1節 1937年「北海道旧土人保護法」改正
 第2節 特設アイヌ学校の全廃

むすび


資料編
 1 アイヌ学校沿革等概略(1870?1940年)
 2 『北海道庁統計書』に見るアイヌ児童就学状況(1886?1930年)
 3 関係法令等
 4 アイヌ教育関係の論説、アイヌ学校の要覧等


後記

引用・参考文献
学校名・地域名索引、人名索引、事項・法令名索引


●著者紹介

小川 正人(オガワ マサヒト)
北海道立アイヌ民族文化研究センター研究職員.



北海道大学出版会
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