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書籍詳細




社会的排除と法システム
橋場典子著

判型: A5 上製
頁数: 288
ISBN: 978-4-8329-6865-3
Cコード: C3032
発行日:2021-02-26
定価: 5,500円 (本体価格5,000円+税)

未刊・予約受付中
●本書の特徴

日本型生活保障を支えてきた社会構造が大きく転換した今日、法は社会的弱者をいかにして包摂できるのか。法システムからの疎外状態を克服するには何が必要とされているのか。法システムが作動するための構造と心理の二つの要因に注目し、現代社会において法が果たす役割を考察する。
●目次

はしがき

序 章 本書の問題設定とその意義
 第1節 問題の所在
 第2節 本書の目的・構成


 第吃堯仝渋綣匆颪砲ける排除

第1章 現代日本社会の実相
 はじめに
 第1節 社会的排除状態
 第2節 日本社会の構造転換

第2章 社会的排除と社会的包摂
 はじめに
 第1節 社会的排除概念の発生と背景
 第2節 貧困概念と社会的排除概念
 第3節 複合的排除状態


 第局堯)ゞ軌蕕箸いΦ媽

第3章 法教育の射程
 はじめに
 第1節 法教育と法普及活動
 第2節 アメリカにおける法教育
 第3節 日本における法教育
 第4節 法教育にみる市民と国家の関係性

第4章 社会システムが内包する排除性
 はじめに
 第1節 実践の場に由来する排除性と「参加」の強制
 第2節 システム自体からの排除と排除状態の内面化
 第3節 排除状態の連動性
 第4節 学校外「法教育」実践の可能性
 第5節 現代社会への応答と法教育


 第敬堯.轡好謄燹信頼・属人性

第5章 社会的包摂と信頼――属人的信頼から制度的信頼へ
 はじめに
 第1節 「システム信頼」への信頼――ルーマン、ギデンズを中心に
 第2節 関係の拡張機能としての信頼概念――信頼と互酬性
 第3節 「システム自体への信頼」の発生メカニズム
 第4節 架け橋としての実践者の媒介機能
 第5節 システム作動要因としての肯定的アイデンティティ
 第6節 システムへのコミットメント基盤としての「信頼」「自己肯定感」
     ――心理的側面におけるアクセス阻害要因を緩和するために

第6章 システム作動要因としての属人性
 第1節 法拒絶の実態――内面化された自己疎外と司法アクセスへの困難性
 第2節 法システム活用意欲の発生――「情報の把握」から「活用」への経緯
 第3節 人的信頼とシステム信頼との関連
 第4節 社会資源の一つとしての法律専門職認識――実践者の媒介機能
 第5節 一般性と属人性の相克

第7章 現代社会における「法」の応答性
 はじめに
 第1節 求められる法律専門職像の変化
 第2節 司法アクセスを可能にするもの――公益弁護活動の分析を中心に
 第3節 社会資源としての法システム

終 章 現代社会において「法」が果たす役割とは


参考文献
あとがき
索 引


●著者紹介

橋場 典子(ハシバ ノリコ)
2014年 北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。
 日本司法支援センター正職員、
 日本学術振興会特別研究員DC、
 北海道大学大学院法学研究科助教、
 日本学術振興会特別研究員PDを経て、
現在、成蹊大学法学部法律学科助教。



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