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書籍詳細




持続可能な低炭素社会  ― 基礎知識と足元からの地域づくり
吉田文和・池田元美・深見正仁・藤井賢彦編著

判型: A5 並製
頁数: 326
ISBN: 978-4-8329-6735-9
Cコード: C3036
発行日:2010-11-25
定価: 3,780円 (本体価格3,500円+税)

在庫あり
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●本書の特徴

本書は2009年度,北大大学院共通・市民公開講座として行われ好評を得た「持続可能な低炭素社会」の講義内容をもとに,さらに手を加えて持続可能な低炭素社会に関する広範な分野にわたる基礎知識と具体的な地域づくりの知恵を体系的・総合的に解説するものである。地球環境科学を基礎とした地球の環境変化の歴史と将来予測,社会科学を基礎とした低炭素社会のあるべき姿とそのための政策,世界各国で取組が始まったグリーン・ニューディール政策の動向,都市や山村・漁村,日常生活や観光における低炭素社会のあり方などをわかりやすく紹介する。
●目次

序  文
はじめに
第吃堯…稈坐納匆颪隆霑鍛亮
第1章 地球温暖化概論――IPCC第4次評価報告書をもとに
 IPCCと第4次評価報告書/地球温暖化の現状/地球温暖化のメカニズム/地球温暖化の将来予測/地球温暖化の原因者/地球温暖化対策の目標/地球温暖化対策の内容/おわりに/引用・参考文献
第2章 2020年中期目標のあるべき姿と低炭素社会への道筋
 地球温暖化の科学と政策の歴史/二酸化炭素の人為排出量と自然吸収量のバランスをはかる/エネルギーに支えられた現代文明の再考/中期目標の設定の考え方/6つの選択肢の費用・対策・影響/中期目標決定の本来の前提削減に関わる費用負担と社会変革/中期目標のあるべき姿/引用・参考文献
第3章 地球温暖化問題における「共通だが差異のある責任」
 「原則」とは何か?/「共通だが差異のある責任」/温暖化関連条約における「共通だが差異のある責任」の具体化/「差異のある責任」の正当化根拠と差異化の限界/温暖化防止の国際法制度における「共通だが差異のある責任」の意義と課題/むすびに代えて/引用・参考文献
第4章 排出量取引の経済理論
帰納法と演繹法/排出量取引の経済学的意義/国内での削減を主張する根拠/排出量取引の仕組み/環境税と排出量取引
第5章 低炭素社会とフロン類対策
低炭素社会は高フロン社会?/温室効果ガスは二酸化炭素だけではない/ライフサイクルでの温室効果アセスメント/フロン類排出のマクロインパクト/フロン類対策の考え方/フロン類対策の意義と課題/引用・参考文献
第局堯‖元からの低炭素社会づくり
第6章 「グリーン・ニューディール」の可能性と課題
金融と環境,ふたつの危機への対応が迫られる時代に/グローバル資本主義とその帰結/世界で胎動するグリーン・ニューディール/低炭素・循環型社会のための戦略/市民風車の取り組み/環境産業で広がる仕事/環境再生と雇用創出/アジアの協力で危機を機会に「輸出指向」経済を改め,内需拡大を/「グリーン・ニューディール」をめぐるふたつの道/引用・参考文献
第7章 持続可能な低炭素社会に向けた身近な取り組み
二酸化炭素排出に関する身近な問題/二酸化炭素排出量の「見える化」/サステナブル・キャンパス活動/おわりに/引用・参考文献
第8章 帯広市環境モデル都市構想
環境モデル都市とその背景/帯広市の概要/帯広市の二酸化炭素排出量とこれまでの取り組み/帯広市の環境モデル都市行動計画/引用・参考文献
第9章 地球温暖化と森林バイオマス――世界の動向と下川町など自治体の取り組み
京都議定書と森林バイオマス/京都議定書目標達成計画と森林吸収源/わが国の地方自治体と海外でのバイオマス活用の新たな取り組み/下川町など4町,高知県の低炭素社会に向けての取り組み事例/カーボン・オフセットとJ-VER制度/引用・参考文献
第10章 低炭素社会づくりと漁村への期待
 漁村の二酸化炭素排出量の実態/沿岸域の二酸化炭素固定効果/漁村における二酸化炭素収支の総合評価/低炭素社会づくりと漁村への期待/引用・参考文献
第11章 観光は低炭素社会づくりに貢献できるか
観光の持つ意味と特性/変わる観光の姿と課題/観光の基本構造/二酸化炭素排出抑制の重要性と観光における課題/持続可能な「責任ある観光」/観光関係者による対策/カーボン・オフセットツアーを超えて/スローな観光への転換/引用・参考文献
おわりに
索  引
参考文献
●著者紹介

吉田 文和(ヨシダ フミカズ)
 1950年生まれ
 京都大学大学院経済学研究科博士課程修了
 北海道大学大学院経済学研究科教授 経済学博士(京都大学)
第6章,おわりに執筆

池田 元美(イケダ モトヨシ)
1946年生まれ
 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了
 北海道大学名誉教授 工学博士(東京大学)
はじめに執筆

深見 正仁(フカミ マサヒト)
1961年生まれ
 京都大学法学部卒業
 北海道大学公共政策大学院特任教授
 第1章,第2章,第5章執筆

藤井 賢彦(フジイ マサヒト)
 1972年生まれ
 北海道大学大学院地球環境科学研究科博士課程修了
 北海道大学大学院地球環境科学研究院特任准教授 博士(地球環境科学)
第7章執筆

小林 紀之(コバヤシ ノリユキ)
 日本大学大学院法務研究科客員教授(執筆時は教授) 博士(農学)
 第9章執筆

佐伯 浩(サエキ ヒロシ)
 北海道大学総長 工学博士(北海道大学)
 序文執筆

敷田 麻実(シキダ アサミ)
北海道大学観光学高等研究センター教授 博士(学術)
 第11章執筆

塚本 直也(ツカモト ナオヤ)
環境省地球環境局国際連携課長
 第1章執筆

西岡 秀三(ニシオカ シュウゾウ)
国立環境研究所特別客員研究員 工学博士
 第2章執筆

林中 直樹(ハヤシナカ ナオキ)
帯広市役所環境モデル都市推進室主査
 第8章執筆

肥前 洋一(ヒゼン ヨウイチ)
北海道大学大学院経済学研究科准教授 Ph.D.
 第4章執筆

古屋 温美(フルヤ アツミ)
北海道大学大学院水産科学研究院特任准教授 博士(工学)
 第10章執筆

堀口 健夫(ホリグチ タケオ)
北海道大学大学院法学研究科准教授
 第3章執筆

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