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書籍詳細




燃料電池の電極触媒
荒又明子著

判型: A5 上製
頁数: 240
ISBN: 978-4-8329-8091-4
Cコード: C3043
発行日:2005-03-31
定価: 5,170円 (本体価格4,700円+税)

品切れ・重版未定
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●本書の特徴

燃料電池は,日増しに悪化する地球環境と迫り来る化石燃料の枯渇問題を一挙に解決する技術として,いま最も注目されている最重要技術である。本書では電池の歴史や原理から説き起こし,電極反応の起こる場の電極界面構造を明らかにし,そして電極触媒の機能と活性化,システムの性能,さらに光電気化学など最新の知見にについても言及する。
●目次

第1章 電気化学のあけぼのから燃料電池まで
 1.1 電気化学のあけぼのと歴史の概観/1.2 熱力学と電池そして電解
第2章 化学ポテンシャル(化学熱力学)
 2.1 熱力学:化学ポテンシャルと電極電位/2.2 電池の起電力/2.3 燃料電池と熱機関のエネルギー効率の比較
第3章 堀内による水素電極半電池反応熱の算出
 3.1 燃料電池の熱・エネルギー収支/3.2 水素燃料電池半電池の反応熱/3.3 プロトンの水和エントロピーの算出/3.4 反応熱
第4章 電極界面構造の取り扱い
 4.1 Gibbsの吸着式/4.2 Sternの電気二重層モデル/4.3 特異吸着
第5章 単結晶電極
 5.1 単結晶/5.2 電極へのアニオンの特異吸着/5.3 アンダーポテンシャル析出
第6章 電極反応の考え方と表わし方
 6.1 電極反応の定義/6.2 反応速度論入門/6.3 電子移行反応が律速の場合/6.4 電極への吸着/脱離反応/6.5 ランダム吸着が関与する電極反応/6.6 拡散律速/6.7 開回路電位と腐食
第7章 電極の触媒作用とその解析
 7.1 水素発生カソード電極反応/7.2 二酸化炭素の電解還元/7.3 電極の修飾と触媒作用
第8章 燃料電池電極の触媒作用(I):アノード触媒
 8.1 アノードにおける水素酸化(イオン化)反応/8.2 メタノール酸化反応
第9章 燃料電池電極の触媒作用(II):カソード触媒
 9.1 酸素電極反応/9.2 酸素還元反応の電極触媒/9.3 酸素還元反応のメカニズムと電極触媒の活性/9.4 別な観点からの試み
第10章 電気化学測定と界面情報の測定
 10.1 電極電位の測定/10.2 電流-電位関係の測定/10.3 標準電極の作成/10.4 Pt-SPEの作成/10.5 in-situやex-situ分光学とその他の測定法
第11章 燃料電池のシステム
 11.1 電池の構成/11.2 ハイブリットシステム/11.3 燃料電池の燃料/11.4 燃料電池の用途/11.5 将来にむけた取り組み
補遺A 堀内の開拓した業績
A.1 水素-重水素交換反応による反応メカニズムの解明/A.2 Horiuti-Polanyi関係/A.3 不均一系触媒反応理論と実験/A.4 化学量数の導入/A.5 化学熱力学/A.6 日本における基礎電気化学研究の礎の構築/A.7 水素電極半電池反応熱の算出
補遺B 光起電力-光電極触媒反応
 B.1 半導体のフェルミ準位と電極電位/B.2 p-n接合半導体の光励起によるエネルギー準位/B.3 半導体の光励起によるフェルミ準位と電極反応のレドックス電位/B.4 光電極触媒反応のまとめ
補遺C 電極名称の用語と用法
●著者紹介

荒又 明子(アラマタ アキコ)
1937年 東京都に生まれる
北海道大学理学部化学科卒業,ルイジアナ州立大学大学院修士課程修了
1964〜2001年 北海道大学触媒化学研究センター(触媒研究所時代を含む)助手,助教授。理学博士
主 著 電極触媒の科学・電極触媒化学の新展開(分担執筆,北海道大学図書刊行会),エレクトロキャタリシスの展望と応用(分担執筆,IPC),Mod. Aspects of Electrochem. no.31(分担執筆,Plenum)など



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