●目次
はしがき
ボーダーツーリズム企画一覧
序 章 誕生秘話………………………………………………………………岩下明裕
【コラム】端っこ? とんでもない(刀祢館正明)
ボーダー体験から見えるもの(木村崇)
第一章 福岡・対馬と釜山をつなぐ…………………………………………花松泰倫
【コラム】「国境の島」で暮らす(財部能成)
ウィンウィンの関係を目指して(武末祥人)
済州島と五島を結ぶ(久保実)
第二章 サハリン・稚内からオホーツクを結ぶ……………………………高田喜博
【コラム】稚内におけるボーダーツーリズム(斉藤譲一)
「国境のまち」で暮らす(三谷将)
15年前からボーダーツーリズム(米田正博)
第三章 沖縄・八重山と台湾への挑戦………………………………………島田 龍
【コラム】与那国・花蓮チャーター便の想い出(加峯隆義)
石垣島に来る時はパスポートを(小笹俊太郎)
第四章 小笠原断章――国境を想像する
【コラム】標準語になった小笠原方言(延島冬生)
第五章 ボーダーツーリズムが問いかけるもの……………………………古川浩司
【コラム】北方領土での共同経済活動とボーダーツーリズム(本間浩昭)
根室市と北方領土の新たな交流を考える(松崎誉)
「国境に行く」をデザインしよう(田中輝美)
座談会――旅づくりの舞台裏
【コラム】ボーダー・国境という観光素材(伊豆芳人)
ツアー添乗と今後の展望について(川上朋来)
あとがき――日本でボーダーツーリズムがいかに生まれたか
●著者紹介
岩下 明裕(イワシタ アキヒロ)
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授/九州大学アジア太平洋未来研究センター教授
主な研究分野はボーダースタディーズ
花松 泰倫(ハナマツ ヤスノリ)
九州大学持続可能な社会のための決断科学センター講師
専門は国境学、ボーダーツーリズム
高田 喜博(タカダ ヨシヒロ)
北海道国際交流・協力総合センター(ハイエック)上席研究員
専門は地域国際交流、北東アジア研究
島田 龍(シマダ リュウ)
九州経済調査協会研究主査
主な研究分野は観光振興、離島振興
古川 浩司(フルカワ コウジ)
中京大学法学部教授
主な研究分野は日本の境界地域論
山上 博信(ヤマガミ ヒロノブ)
国境地域研究センター理事
主な研究分野は島嶼学