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書籍詳細




北海道の企業3 ― ビジネスをケースで学ぶ
佐藤 郁夫・森永 文彦・松本源太郎編著

判型: A5 並製
頁数: 386
ISBN: 978-4-8329-6769-4
Cコード: C3034
発行日:2012-06-16
定価: 3,240円 (本体価格3,000円+税)

在庫あり
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●本書の特徴

「北海道の企業」シリーズの第3集。生協、漁協、食品、観光、肥料問屋、贈答品販売、ドラッグストア、信用金庫、精密機器各分野から、地域資源を活用するマーケティングに取り組んできた13企業のケーススタディ。企業分析を通して北海道経済を考える。

●版元から

地域資源を有効に活用する13企業を分析
●目次



シリーズ〈北海道の企業〉刊行にあたって

序 章 経営環境としての北海道
    経営環境としての地域資源/地域資源活用にみるマーケティング/経営環境としての地域
    資源の新たな視点/経営環境の一つとなる観光優位性/資源制約としての経営環境の視点
    /市場制約と経営/経営環境と技術/人材制約の視点/まとめ

第1章 コープさっぽろ――貧困脱出と食の安全を守る,人のネットワーク
 1. はじめに
 2. 創業の意思決定から発展期まで
 3. 最初の経営危機
 4. 1970年代のスーパーマーケット事情
 5. 組合員活動
 6. 生き残り競争の時代
 7. 1980年代の流通業界と消費者運動
 8. 生協の再編と多角化への動き
 9. 再生への道と課題
 10. コープさっぽろの将来――まとめにかえて

第2章 ノースプレインファーム――酪農業「6次産業化」のトップランナー
 1. はじめに
 2. ノースプレインファームの創業理念と牧場部門
    規模拡大路線との決別と乳処理業免許の取得/「原料に勝る製品なし」に徹する牧場部門
 3. ミルクプラントを基礎に多角化戦略
    ミルクプラントの設置と牛乳販売/事業分野多角化の推進/順調に増大してきた売上高
 4. 雇用の場の提供と提携の深化
    地域に雇用の場を提供/深化する横の提携
 5. 経営戦略の特徴
 6. おわりに――今後の方向性に触れて

第3章 野付漁業協同組合――地域資源保全・管理に立脚した協同組合企業の展開
 1. はじめに
 2. 野付漁協の特徴――基礎的経営指標値の比較検討
    農協と漁協^野付漁協の規模・特徴
 3. 水産資源の保全・管理を基礎とした地域漁業生産の発展
   ――基幹漁業・サケ定置網とホタテガイ桁網の展開過程
    地域漁業生産の拡大に伴うドン底からの回復/基幹的漁業の展開過程/定着性資源の保
    護・管理と環境保全対策
 4. 「譲りと協同」の精神による漁家の所得均衡化
   ――サケ定置網の協業化・漁業制約制度とほたて貝漁業振興会方式の確立
    サケ定置網の協業化と漁業制約制度/ほたて貝漁業振興会方式の仕組み/信用事業を通じ
    た相互扶助と生活改善の取り組み
 5. 地域漁業と連動した漁協経営の安定性と事業・運動の新たな展開
    漁協経営の収支動向/漁協事業と組合運動の新たな展開
 6. 小  括

第4章 江別製粉――道産小麦のポテンシャルを活かして
 1. はじめに
 2. 中小製粉会社の叢生
    製粉事業の歴史/敗戦後の委託加工制度と中小製粉事業の新規参入機会
 3. 中小製粉業を取り巻く環境の変化
 4. 進取の気性にあふれた人たちの新しいモノへの挑戦
    顧客ニーズの探索を契機とした新ビジネス/ハルユタカの誕生とその背景/ハルユタカの
    初冬まき技術の開発
 5. 地域活性化のファシリテーター
    江別製粉を中心にした,道産小麦の普及のための企画/「麦の会」と「江別経済ネット
    ワーク」における活動
 6. 発想の転換によるミニプラントの導入
    F-shipの開発
 7. 発信する地域とともに
    立ち上がる農山漁村・農商工連携支援施策
 8. おわりに

第5章 菊  水―― 「江別小麦めん」が紡ぐ地域連携
 1. はじめに
 2. 菊水の歩み
 3. 小麦にこだわった菊水の商品ピラミッド
 4. 菊水の美味しさを届けるチルド物流ネットワーク
 5. 環境問題への取り組み
 6. 「江別小麦めん」を核にした地域連携
 7. 「江別小麦めん」が地域ブランドになるまで
 8. おわりに

第6章 北海道ワイン――二足のわらじ経営
 1. 北海道ワインの位置づけ
    日本のワイン産業/北海道のワイン産業
 2. 二足のわらじ
    ブドウ作り一家/紳装設立/二足目のわらじ
 3. 鶴沼の開発
    人の縁/土地との巡り合わせ/開拓のトラブル/その後の闘い
 4. 本格的ワイナリーに向けて
    毛無山での闘い/本免許の取得
 5. 経営の現状
    経営概況/役員構成/出資者構成/関連会社
 6. 戦略と理念
    製品構成/経営理念/営業戦略/特殊栽培農家/赤ワインブームの顛末
 7. 合理化の道
    顕彰/機械化の革新/品質維持/環境貢献
 8. 展望と課題

第7章 北海道ネイチャーセンター――北海道体験観光のパイオニア
 1. はじめに
 2. 北海道ネイチャーセンターの概要
    有限会社然別湖ネイチャーセンターの誕生/経営者坂本社長――大学生時代から深く観光
    に携わる
 3. ネイチャーセンター設立当初の状況
 4. ネイチャーセンターの成長期
    修学旅行の受け入れを契機に顧客が増加/外国人観光客の獲得によるさらなる成長
 5. ネイチャーセンターの経営の特徴
    ネイチャーセンターの売上と顧客数の推移/北海道のアウトドア観光事業者の基本状況
 6. ネイチャーセンターの取り組み
    通年での雇用を目指して/人材確保・育成/旅行代理店とのつながりの強化/福原グルー
    プ(アークスグループ)の強みを活かした展開
 7. アウトドア業界全体の底上げのために
    アウトドア観光を中核とした地域間連携の取り組み
 8. おわりに

第8章 丹 波 屋――創業99年の肥料問屋
 1. はじめに
 2. 丹波屋の沿革と先駆的経営戦略
    創業者山内成太郎(1862〜1923年)の人となりと業績/丹波屋商会の開設から世界恐慌期ま
    で/肥料配給統制開始(1932年)から統制廃止(1950年)まで
 3. 株式会社「丹波屋」の発足
 4. 戦後期における丹波屋の経営展開
    戦後経済安定期における急成長(1955〜1961年)/農業関連総合商社丹波屋としての展開
    (1961〜1970年)/減反政策以後の経営展開(1970年〜)
 5. 丹波屋の組織運営
 6. おわりに――商品としての「肥飼料」の特徴からみた丹波屋の発展課題

第9章 ツルハホールディングス――家業からイノベータへ
 1. はじめに
 2. 成長の過程
    信条は「親切第一」「信用第一」/ツルハ薬局,新しい時代
 3. ドラッグストアへの足がかり
    北海道初のセルフ販売/医薬品,小売業を取り巻く環境/ドラッグストアとの出合い,ス
    ケールメリットの追求/チェーンの全国展開に向けて
 4. 内部体制の整備
    人材育成/店舗支援体制/資金調達
 5. 拡大戦略
    ドミナント戦略の全国展開/ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)との提携/東京地区へ
    の出店/提携・M&Aによる全国展開
 6. 最近のツルハの経営戦略
    医薬品部門/化粧品部門/日用品部門/調剤薬局部門/高齢者支援部門/他業態等への進
    出/社会貢献と福利厚生制度
 7. まとめ
    成長要因としてのドミナント式チェーン展開/成長要因としての人事戦略/震災後のツル
    ハ

第10章 FUJI――ギフト業界の広域卸としてオンリーワン企業を目指す
 1. はじめに
 2. 贈答の文化
 3. ギフト市場の特徴
    実態がつかめない/市場の多様化
 4. 描けないシナリオ
    開業の契機/ギフトの小売/小売から卸売へ
 5. 拡大の軌跡
    取扱商品の変化/北海道戦争/ニイイチ物流センター
 6. 新たなビジネスモデル
    市場が消える/機能分担/宅配の浸透/道外進出
 7. 戦略を支えるバックグラウンド
    経営基盤の消滅/セーフティネット/流行は北海道から
 8. 将来への布石
    北海道物産への思い/三國ブランド/インキュベーター
 9. これから

第11章 ダテハキ――北の大地を歩く
 1. 企業活動の沿革
 2. 事業成功の2つの要因
    商品企画・開発/生産体制/地方と都市のメリット・デメリット/中国での生産本格化と
    地の利を活かした経営
 3. 経営環境の変化と今後の方向性
    海外そして日本国内での出来事/マーケットの変化/さらなるメーカー化と産地の多様化
 4. 中小企業家同友会との歩みとダテハキの人材育成

第12章 トルク精密工業――部品メーカーとして製造業を支える企業
 1. はじめに
 2. 北海道開発と産業の動向
 3. 部品メーカーとしての事業の変遷
    進出・創業期(1974〜1990年代初め)/電気電子部品事業期(1991〜2005年)/自動車部品事
    業期(2000年以降)/今後の事業としての医療機器部品事業
 4. 部品メーカーとしての社内改善活動
    加工技術を常に向上する努力/コスト競争力を高めるための工程改善/品質向上と環境対
    策の仕組みづくり
 5. おわりに

第13章 大地みらい信用金庫――北の金融に新しい血を
 1. はじめに
 2. 信用金庫は地域中小企業のパートナー
    日本における信用金庫のプロフィール/信用金庫の特色
 3. 大地みらい信用金庫の概要
    営業地域の特性/北海道の金融機関における大地みらい信用金庫の位置
 4. 大地みらい信用金庫の歩み
    創業期/第二創業期/事業安定期/事業変革期
 5. 地域密着金融の試み
    起業家支援センターの設立/根室産業クラスター創造研究会の取り組み/リ・スタート支
    援チームの発足/地域密着金融の成功要因
 6. 今後の展望

座談会 企業経営の視点から北海道経済を観る
     北海道経済論の視点
     北海道企業の特性
     とくにマーケティングということ
     北海道という経営環境と起業
     企業活動と「地域」経済
     ビジネス・チャンスへの展望

編者・執筆者紹介

●著者紹介

佐藤 郁夫(サトウ イクオ)
"札幌大学経営学部教授。昭和シェル石油株式会社,(財)日本エネルギー経済研究所,北海道銀行調査部,地域企業経営研究所などを経て,現職。博士(経済学)。専門はマーケティング,社会的企業,ファイナンス。
主著 『北海道産業史』〈共著〉(北海道大学図書刊行会,2002年),『起業教室』(中央経済社,2005年),『北海道の企業』〈共編著〉(北海道大学出版会,2005年),『北海道の企業2』〈共編著〉(北海道大学出版会,2008年),『拓銀破綻後の北海道経済』〈共編著〉(日本経済評論社),『観光と北海道経済』(北海道大学出版会,2008年)など"

森永 文彦(モリナガ フミヒコ)
創新経営企画代表。中小企業診断士。杏林製薬蟆蹴惴Φ羹蝓(社)北海道商工指導センター(現(公財)北海道中小企業総合支援センター),酪農学園大学環境システム学部教授を経て,現職。専門は経営戦略論,中小企業論。
主著 『のびる企業の経営戦略:拡・新・資・想』〈共著〉(北海道商工指導センター,1988年),『地域産業支援マニュアル(工業編)』〈共著〉(北海道商工会連合会,1994年),『北海道の企業』〈共編著〉(北海道大学出版会,2005年),『北海道の企業2』〈共編著〉(北海道大学出版会,2008年),『製造現場を変える:食品企業への「トヨタ生産方式」導入のすすめ』〈監修〉(金融機関食品産業高付加価値化推進プラザ,2009年)

松本 源太郎(マツモト ゲンタロウ)
札幌大学経済学部教授。札幌大学経済学部卒業,北海道大学大学院博士課程修了(博士)。北海道大学経済学部助手,札幌大学経済学部講師を経て,現職。専門は理論経済学・経済政策論。日本計画行政学会理事。
主著 『地方は復活する』〈共編著〉(日本経済評論社,2011年),『経済のサービス化と産業政策』(北海道大学出版会,2001年)など

飯澤理一郎(イイザワ リイチロウ)
北海道大学大学院農学研究院特任教授[第2章]

宮澤晴彦(ミヤザワ ハルヒコ)
北海道大学大学院水産科学研究院准教授[第3章]

堤 悦子(ツツミ エツコ)
北海商科大学商学部教授[第4章]

湯川恵子(ユカワ ケイコ)
北海道工業大学未来デザイン学部人間社会学科准教授[第5章]

篠崎恒夫(シノザキ ツネオ)
小樽商科大学名誉教授,元札幌大学経営学部教授[第6章]

佐藤公一(サトウ コウイチ)
衙務て仔鷭衆貔さ総合研究所調査研究部主任研究員[第7章]

綱島不二雄(ツナシマ フジオ)
元札幌大学経済学部教授[第8章]

佐藤はるみ(サトウ ハルミ)
税理士,北海道工業大学非常勤講師[第9章]

加藤 玲(カトウ アキラ)
公益財団法人北海道中小企業総合支援センター常務理事・政策管理部長[第10章・座談会]

橋正幸(タカハシ マサユキ)
札幌国際大学スポーツ人間学部スポーツビジネス学科教授[第11章]

本田康夫(ホンダ ヤスオ)
酪農学園大学農食環境学群教授[第12章]

後藤英之(ゴトウ ヒデユキ)
有限会社エム・アシスト専務取締役,中小企業診断士[第13章]

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