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書籍詳細




ロシア連邦憲法体制の成立 ― 重層的転換と制度選択の意図せざる帰結
溝口 修平

判型: A5 上製
頁数: 264
ISBN: 978-4-8329-6801-1
Cコード: C3031
発行日:2016-03
定価: 5,400円 (本体価格5,000円+税)

在庫あり
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●本書の特徴

エリツィンはなぜ中央集権的な大統領制を制定しながら遠心的な連邦制を容認したのか。
本書では、体制転換の重層性に着目し、連邦憲法制定過程を分析。大統領権限と連邦制規定が取引材料になったことが、相反する特徴を持つ政治制度が憲法に組み込まれた理由であることを示す。
●目次

第1章 政治制度の形成とその意図せざる帰結
 第1節 問題の所在──体制転換後のロシアの混乱  
 第2節 統治制度の変容──ソ連共産党から大統領制と連邦制へ  
 第3節 既存研究とその問題点  
 第4節 重層的転換論  
第5節 分析枠組と構成  
 第6節 議論の射程と本書の意義  

第2章 ソ連の統治制度とその矛盾
 第1節 ソ連の統治制度  
 第2節 ペレストロイカとソ連の解体 
 第3節 小  括──ソ連解体と残された課題  

第3章 ロシアの自立化の萌芽(1990年)
 第1節 ソ連におけるロシアの位置  
 第2節 ロシア人民代議員大会の創設と議会制度の概要  
 第3節 自立化の始まり  
 第4節 小  括  

第4章 自立化の拡大(1990年〜1991年)
 第1節 経済的自立化──「法律戦争」と私有化の進展  
 第2節 政治的自立化──大統領制の導入  
 第3節 2つの連邦条約とソ連の解体  
 第4節 小  括  

第5章 市場経済化の開始と議会内ブロックの離合集散(1992年)
 第1節 ソ連解体前後の政治主体  
 第2節 急進的市場経済化と私有化  
 第3節 政治制度改革をめぐる争いと最高会議の「原子化」  
 第4節 小  括  

第6章 権力闘争の激化と新憲法制定(1993年)
 第1節 権力闘争の激化  
 第2節 国民投票  
 第3節 憲法協議会   
 第4節 「10月事件」と憲法制定  
 第5節 小  括  

第7章 結  論
 第1節 重層的転換における政治制度の形成  
 第2節 強い大統領制と非対称な連邦制  
 第3節 21世紀のロシア  

参考資料 ロシア人民代議員大会・最高会議の主要会派  
参考文献  
あとがき  
事項索引  
人名索引  
●著者紹介

溝口 修平(ミゾグチ シュウヘイ)
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了。博士(学術)。
現在,東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻助教。
主要業績は,『連邦制の逆説?──連邦制は効果的な統治制度か』(共編,ナカニシヤ出版,近刊),『ポスト社会主義期の政治と経済──旧ソ連・中東欧の比較』(分担執筆,北海道大学出版会,2011年),「ウクライナ危機をめぐる二重の相互不信」『地域研究』(第16巻第1号,2015年)など。

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