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書籍詳細




冷戦後日本の防衛政策 ― 日米同盟深化の起源
柴田晃芳著

判型: A5 上製
頁数: 378
ISBN: 978-4-8329-6745-8
Cコード: C3031
発行日:2011-02-28
定価: 5,076円 (本体価格4,700円+税)

在庫あり
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●本書の特徴

1990年代、日本の防衛政策は日米安保体制の革新・強化を軸に再編された。本書は、90年代における4つの防衛政策関連文書の成立プロセスを実証的に分析することで、冷戦後日本の防衛政策の実相を明らかにするものである。冷戦期から90年代にかけての防衛戦略関係文書も収録。
●版元から

*『Social Science Japan Journal』Vol.16,No.2 2013年書評掲載
*『朝雲新聞』2011年3月31日書評掲載
●目次

序  論
第1章 理論的検討
 第1節 国際関係学の理論
  構造的リアリズム
  ネオ・リベラル制度論
  コンストラクティヴィズム
  アリソンの官僚政治モデル
 第2節 歴史的制度論
  歴史的制度論とコンストラクティヴィズム
  制度・政策・変化
  アイディア
第2章 歴史的検討――冷戦期日本の防衛政策
 第1節 冷戦期日本の脅威認識
 第2節 冷戦期日本の防衛政策の概要
  防衛政策の3路線
  日米安全保障条約
 第3節 冷戦期日本の防衛政策プロセスの特徴
  「安保重視」路線の定着
  政党政治レヴェルの消極的関与
  防衛庁の限定的影響力
  防衛庁の限定的政策展開能力
  日米の軍―軍関係の凍結
第3章 仮説と分析枠組
 第1節 仮  説
  政党政治仮説
  官僚政治仮説
  経路依存仮説
  漸進的累積的変化仮説
 第2節 分析枠組
  時期区分と決定レヴェル
  アクターと影響力
  アイディア
  制  度
  諸要因の関連
第4章 1990年代前半の状況
 第1節 防衛政策改定のアジェンダ化
 第2節 「国際貢献論」の登場
 第3節 朝鮮半島核危機
 第4節 日米関係の悪化と緊張
第5章 防衛問題懇談会と「樋口レポート」
 第1節 経  緯
 第2節 制  度――防衛問題懇談会
 第3節 アイディア―― 「樋口レポート」
 第4節 仮説の検証
  政党政治仮説
  官僚政治仮説
  経路依存仮説
  漸進的累積的変化仮説
  まとめ
第6章 ナイ・イニシアティヴと「東アジア戦略報告」
 第1節 経  緯
 第2節 制  度――ナイ・イニシアティヴ
 第3節 アイディア―― 「東アジア戦略報告」
 第4節 日本の防衛政策形成プロセスへの影響
第7章 政府内調整と新「防衛計画の大綱」(07大綱)
 第1節 経  緯
 第2節 制  度――安全保障会議と与党防衛調整会議
 第3節 アイディア――新「防衛計画の大綱」(07大綱)
 第4節 仮説の検証
  政党政治仮説
  官僚政治仮説
  経路依存仮説
  漸進的累積的変化仮説
  まとめ
第8章 「日米安全保障共同宣言」と在沖縄米軍基地問題
 第1節 経  緯
  「日米同盟深化」の定着
  在沖縄米軍基地問題
  「共同宣言」延期
  沖縄問題のその後
 第2節 「日米安保共同宣言」
第9章 防衛協力小委員会と新「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」
 第1節 経  緯
 第2節 制  度――防衛協力小委員会と与党ガイドライン問題協議会
 第3節 アイディア――新「ガイドライン」
 第4節 仮説の検証
  政党政治仮説
  官僚政治仮説
  経路依存仮説
  漸進的累積的変化仮説
結  論
 なぜ冷戦終結後に日本は「日米同盟深化」を進めたのか?
 90年代の「日米同盟深化」プロセスはその後にいかなる影響をもつのか?

資 料 編
資料解説 防衛政策の変遷
 1 旧「防衛計画の大綱」(51大綱)
  概  要
  前提としてのデタント
  防衛政策路線
  防衛力整備
 2 「樋口レポート」
  概  要
  冷戦後の世界認識
  防衛政策の基本方針
 3 新「防衛計画の大綱」(07大綱)
  概  要
 4 「51大綱」から「07大綱」に至る政策変化
  情勢認識
  防衛政策の方針
  防衛力規模
  周辺事態対処
  国際的平和環境構築
 5 新「ガイドライン」
  概  要
  協力計画の策定
  日本有事
  周辺事態
  周辺事態における対米支援
  日米共同のメカニズム
  根本方針としての日米同盟深化
附 資料全文
 ? 旧「防衛計画の大綱」(51大綱)
 ? 「樋口レポート」
 ? 新「防衛計画の大綱」(07大綱)
 ? 新「ガイドライン」


参考文献
人名索引
事項索引
●著者紹介

柴田 晃芳(シバタ テルヨシ )
1974年、北海道札幌市生まれ。
2007年、北海道大学大学院法学研究科博士課程修了(政治学専攻)。博士(法学)。
同公共政策大学院博士研究員を経て、現在北海道大学公共政策学研究センター研究員。
専攻 比較政治学、国際政治学。



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