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書籍詳細




文学研究は何のため ― 英米文学試論集
長尾輝彦編著

判型: A5 上製
頁数: 430
ISBN: 978-4-8329-6693-2
Cコード: C3097
発行日:2008-02-25
定価: 6,600円 (本体価格6,000円+税)

在庫あり
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●本書の特徴

シェイクスピアからハリー・ポッターまで……これまで英米文学史上において重要視されてきた作家・作品から近年再評価が著しい作家・作品までを取り上げ,多彩なアプローチで分析.現在の英米文学研究の姿とその魅力を,わかりやすく解き明かす.
●目次

はしがき………長尾輝彦

序 論 文学研究は何のため
    ――〈意図の誤謬〉、〈多義性〉、〈必読の書〉等をめぐって………長尾輝彦


 第一部 シェイクスピアから王政復古まで

民衆演劇としての『マクベス』
    ――マクベスの道化的な性格に焦点をあてて………五十嵐博久

彫像の場に向けて
    ――『冬物語』における罪から和解への計算………宮下弥生

ボーモント&フレッチャーと王政復古期演劇………佐々木和貴


 第二部 ロマン派から十九世紀まで

キーツのギリシア………松崎慎也

〈愛と女性描写〉に見るバイロンの本質
    ――バイロン『ドン・ジュアン』………宮澤美惠子

〈交錯する視線〉の物語
    ――ジェイン・オースティン『分別と多感』論………池田裕子

ディケンズとドストエフスキーの〈ユーモア〉
    ――ドン・キホーテの影を追って………及川陽子

〈視〉と〈聴〉を考える
    ――マシュー・アーノルドを例に………森岡 伸

祝福された女性たち
    ――クリスティナ・ロセッティとキリスト教終末論………滝口智子

限られた読者のための自伝
    ――ウォルター・ペイターの「家のなかの子」………十枝内康隆

愚か者の物語
    ――エドガー・アラン・ポーの「タール博士とフェザー教授の療法」………鎌田禎子

男を作るものは何か
    ――サミュエル・クレメンズと男らしさの病………久保拓也


 第三部 二十世紀から現代へ

キャサリン・マンスフィールドの「亡き大佐の娘たち」が輝く瞬間………熊谷由美子

ある編集長からみた「レダと白鳥」………藤田佳也

詩的方法としてのコラージュ
    ――パウンド『詩篇』における漢字的コラージュの創造性………菅原美穂子

欲望とアイデンティティの物語
    ――カーソン・マッカラーズの『黄金の眼に映るもの』………松井美穂

変奏されるロボトミー
    ――テネシー・ウィリアムズの劇作品における〈移動〉と〈静止〉………新関芳生

〈夫婦〉をめぐる物語
    ――アーサー・ミラー作『転落の後に』試論………山下興作

〈母〉の帰還
    ――反抗的な〈娘〉たちによる『指輪物語』の受容と修正………板倉宏予

ポストコロニアル文学におけるアイデンティティ
    ――V・S・ナイポールを中心に………西 真木子

もうひとつの世界への通路
    ――『ハリー・ポッターと賢者の石』にみる英米ファンタジーの伝統………沢辺裕子

少女とテクスト
    ――樋口一葉「たけくらべ」とアリス・マンロー「パッション」………和氣久明


あとがき
執筆者一覧


●著者紹介

長尾 輝彦(ナガオ テルヒコ)
北海道大学名誉教授、四国大学教授



北海道大学出版会
〒060-0809 北海道札幌市北区北9条西8丁目北海道大学構内
TEL 011-747-2308(直通) FAX 011-736-8605
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